プログラム B  







★オムニバス ミニ・シアター1  「ゆうづる」 
日本の昔話の情感を声とからだで表現した小作品を創作します 


前回のプログラムA「“色”をテーマにしたワークショップ」では、個人差のある子どもたちそれぞれの[得意]・[不得意]がはっきりと見え、総合的には、【しゃべる】ということに《慣れていない》 《イメージが膨らまない》 《ひとりでできない》子が多いということが判りました。
そこで、今回のプログラムBでは、[得意]なことには子どもたちひとりひとりが自発的に自分の能力に更に磨きをかけるチャンスとなるように、歌・ダンス・せりふの各パートに=ソロの表現の場面=を作ってみました。
そして[不得意]なこと(主に【しゃべる】ということ)には、まず全体で取り組んで得意な子がリードしていくような=相乗効果=が得られるようにと、レッスンを構成してみました。


<第1回> 2007.4.15  
ヴォイストレーニング…【歌】と【せりふ】

“勝手なコーラス” (草野心平)
“あめりかうまれのありのありすさん” (松岡享子)
“「十二夜」より おいらがこどもであったとき…”
           (シェイクスピア 訳:小田島雄志)
“私の・ぼくのモノローグ 「今はむかし、むかしは今」 ”
           ( 子どもたちの自作 )


<第2回> 2007.4.22
オペラ「夕鶴」作曲:団伊玖磨 より
              “わらべ唄” 練習 他
与ひょう役テノール:圭くん先生
ピアニスト:田宮菜美さん先生
と一緒に


<第3回> 2007.5.13
ダンス
ダンスのメインテーマ音楽 「鶴」
        作曲:シモシュ に三宮先生の振りが付く


<第4回> 2007.5.20
これまでの統合練習
<第1回>〜<第3回>までにレッスンした内容を統合して、今回の作品の全体を理解する…→覚える作業








<第5回>2007.5.26
プレゼンテーション
プログラムB最終のこの日は、芳晴先生の二胡、シモシュさんのピアノが、それぞれの素晴らしいキャラクターと共に新たに加わって下さり、プレゼンテーション全体の表現内容がとても豊かなものとなりました。そして、飛び入りプログラムの「翼をください」 「かえるのうた」 「大きな古時計」、それに芳晴先生のオリジナル曲「心の太陽あらわそう」では、みんなで思いがけない楽しい時間を過ごしました。

今回私が課題とした[得意]・[不得意]については、子どもたちによって[全体]と[個]のバランスが実にうまく機能し、それぞれの子が印象に残る色々な体験をしたと思います。それは私がイメージした以上に顕著に、そして素早く表面に現れてきていました。




さて、プログラムCに向けて次なる目標は 
‘エンターテイメント’です!


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