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   2009 6/13  葉っぱたちの音楽会 Vol.3

音楽/ 遠藤芳晴
監督・演出/ 高柳さくら



主催/
女声合唱団 野ばら
女声あんさんぶる ハミングバーズ
子どもミュージカル メロディー・ハウス
シニア メロディーハウス

後援/ さいたま市教育委員会
   さいたま市演劇連盟

於) さいたま市文化センター小ホール
           
     
                
            
さくら先生の公演後記
テーマは「風」でした。
「風」が運ぶメッセージにみんなで耳を傾け、みんなで心を寄せて受け止めたいと思いました。
オープニングで朗読したのは、生前メロディー・ハウスを応援してくださった野部栄氏による遺作、散文詩「風が吹くわけ」。わが子に語りかける口調で氏の人生に吹く「風」を詩っている。
朗読が終わり、子どもたちによる『葉っぱの物語』が始まると、一枚一枚の葉っぱたちの間に「風」が吹いてくる。そしてそれは、葉っぱたちの短い生涯に吹き続ける。
やがて、物語の最後の「風」が、葉っぱたちの間を通り抜けて次の季節に向かって吹いていく。

「風」と「音楽」はとてもよく似ていると、ふと思いました。
世界に吹く「風」のメッセージをー、
時間の流れの中に吹く「風」のメッセージをー、
今いっしょに生きているおとなと子どもが、「音楽」というかたちで受け止めた、優しい感触が残りました…。


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