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   2002,12,8   第2回 さいたま市民演劇祭 参加公演  

原作/ レオ・バスカーリア
作/ しみずさえり
音楽/ 遠藤芳晴
監督・演出/ 高柳さくら



主催/ さいたま市演劇連盟
後援/ さいたま市教育委員会
於) さいたま市民会館うらわホール
           
     
                
            
さくら先生の公演後記
〔生と死〕という深いテーマに子どもたちがどう関わってゆくのかを慎重に見守りたい。そして、「この物語を体験することの意味を皆で共感しあいたい」、これが私の思いでした。
日がたつにつれて子どもたちの中には、自分の役への愛着とともに、たまらなくフレディを慈しむ気持ちが育ってゆき、皆の心の矢印がいつもフレディに向けられていました。そして、それぞれが自分の役を超えて自分の事と他人の事を同じように大事に考えるようになり、次第に稽古場にはいつもお互いを感じあうような雰囲気が生まれてゆきました。とても精神性の高い作業が連続していたように思います。
そして本番の日、舞台に終始漂っていたあの暖かいふんいきは、子どもたちが皆と過ごした8ヶ月に培った”お互いを思い合う”という深い感情がかもし出したものだったのだと思います。


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